Steinway Hall, NYC

Steinway Hall, NYC

 
感情に訴えかけるような楽器の音色が、まるで映画でもみているかのように夢中にさせる
— TIME OUT NEW YORK(タイムアウトニューヨーク)

Yagull

”One feels the music of Yagull in a spiritual, emotional intensity that is rarely equaled. A metamorphosis occurs for the listener.ヤグールの音楽は感情と霊性を同時に喚起する。これは非常に稀なことだ。さなぎから蝶に変わるような変容をリスナーは体験するだろう”

- Raymond Benson, Author of James Bond 007 series/

レイモンド・ベンソン『ジェームスボンド007シリーズ』著者

ニューヨーク拠点に活動するYagullは、神戸出身のピアニスト、上坪可奈とセルビア出身のギタリスト、Sasha Markovic で編成されるアコースティックデュオユニット。既存のジャンルに当てはまらない、洗練されたシンプルで魅力的な心地よいメロディーを魂をこめて演奏する。

Yagull’s Mission

Yagullは「自分たちの音楽を聴いた人がありのままの自分でいられる空間を作りたい」という願いを込めて演奏活動をしている。そのためには、彼ら自身が常に自分自身に向き合い、様々な感情を体験することをゆるし、その感情を暖かく受け止める。Yagullの音楽を聴いた人にも同じように感じて欲しい、そんな気持ちを奏でる音の一つ一つに込める。

Yagullのこの音楽観は、違う形で彼らの経営する「HugMusic(ミュージックスクール)」でも体現されている。障がいを持った子供達も含めた幼児から大人までを対象とするHug Musicでは、可奈とサシャのスキルと経験を活かした音楽レッスン、クラス、そしてミュージックセラピー(音楽療法)を提供し、先生たちは子どもに「教える」のではなく彼らのワクワク、ドキドキ感を大切にしながらインスピレーションやモチベーションを引き出せるように見守る。

Performances

Yagullはニューヨークを起点に活動しながら、ヨーロッパと日本でも音楽活動を広げている。2019年コロナで数々のコンサートがキャンセルされる中、国連(UNITED NATION)より国連75周年記念式典で、国連議長挨拶の後に演奏をするという舞台に大抜擢された(5月)。さらには、9月にアジアで行われた国連主催「国際平和デー」式典で演奏披露。2018年セルビア国立美術館でYagullコンサート開催。セルビアの国民的歌手レナコバチェヴィックがゲスト参加し、セルビア国営放送でも取り上げられる。(詳細はこちらを参照)同年4月、神戸と東京でコンサートを行い両公演ともソールドアウトとなる。演奏は下記より鑑賞可能。

Works

Yagullは、最新作「YUNA」(2018) を含め、過去に「Films」(2012)、「KAI」(2014)の3作品リリースしている。前作品「KAI」は可奈とサシャの初共同アルバムでBeledoDewa Budjana など世界的に活躍するMoonJune Recordのミュージシャンを招いたバラエティ豊かなアルバム。NYタイムアウト誌始め、全世界20カ国以上から素晴らしい評価を受けた。

007ジェームズボンドの作者 Raymond Benson 氏はアルバム「KAI」を聞いてYagullの大ファンになり、「KAI」を2014年のベストアルバムに選んだだけでなく、新作「YUNA」の解説文・ライナーノーツをYagullに寄稿。Yagullの個人的な体験や経験を音で紡いだ作品「YUNA」(2018)は、発売後すぐに多数の評論を受け高評価を得ている。

評論家 Kevin Rolland は彼が年間に評論を書いた850枚のアルバムの中から本アルバムを第1位に選んだ(ベストオブ2018)。

また、Yo-Yo Ma, Pat Metheny, 坂本龍一始め著名アーティストが出演した歴史的なラジオ音楽番組「Echoes」のホストを務める John Diliberto 氏が本アルバムを聴きYagullに番組出演を依頼。2019年1月にインタビュー&演奏出演が実現した。(2019年2月放送予定)。

アーティストプロフィール